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採用

人事組織(人事部)に求められる役割は?仕事内容や実現のポイント

企業における人事組織(人事部)は、人材採用や育成、労務管理など、主に「社内の人材」に関する業務を行います。

近年では「戦略人事」と言い、通常の管理業務に加えて経営視点を持った取り組みが求められています。そのため人事は、持続可能な経営を行うための重要な役割を担っていると言っても過言ではありません。

本記事では、人事組織(人事部)の仕事内容や求められる役割を解説します。記事後半では、人事のさまざまな課題への対処法やおすすめツールを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、社風に合った人材の採用や適材適所の実現方法を以下の資料にまとめています。無料でご覧いただけますので、有効な人事業務を実践するヒントとして、ぜひご活用ください。

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人事組織(人事部)とは?

採用面接を実施する人事担当者達
人事組織(人事部)とは、企業の人材を管理する部署を指します。具体的には、以下のような業務を担当します。
  • 人材採用
  • 人事評価
  • 人材配置
  • 人材開発・組織開発労務管理
  • 人事戦略の立案や実施
従来の人事組織では、社内の業務がスムーズに行われるためのオペレーション業務や管理業務が中心でした。しかし現在は、経営戦略を実現するための制度や企画立案、施策の実施など経営戦略を担う役割も求められています。

人事組織(人事部)の一般的な仕事内容とは?

採用面接を実施する面接官
人事組織(人事部)の一般的な仕事内容を1つずつ解説します。

主な業務は以下の通りです。
・人材採用
・人事評価
・人材配置
・人材開発・組織開発
・労務管理

人材採用

経営に必要な人材の採用業務を行います。企業により細かな業務は異なりますが、採用までに発生する一連の業務は以下の通りです。

1. 採用計画を立てる
採用活動で最初に取り組むことは「採用計画」の策定です。採用計画では、求める人物像を明確にし、採用人数や採用方法の検討など、採用に至るまでの工程を項目ごとに分けてスケジュールを組みます。

2. 人材の募集
人材の募集方法は企業によりますが、ハローワークや自社サイト上での募集のほか、人材紹介会社や求人サイト、ダイレクトリクルーティングなどを用いて行います。

3. 書類選考や面接の実施
求人に応募があれば、人事は自社の採用要件に基づいて書類選考後や面接を実施します。

4. 採用・不採用の判断
採用選考実施後は、採用・不採用を判断し、メールや書類などで応募者に通知します。採用者がいる場合、入社までの手続きの連絡や入社前後の準備も必要です。

なお、採用担当者の基本的な仕事内容や必要な心構え、採用を成功させるポイントなどは以下の記事でも解説されています。初めて採用担当者になり、何をしたらいいのか基本知識を知りたい方にはとくに役立つ内容ですので、ぜひご覧ください。

【関連記事:採用担当になったら何から始める?仕事内容の基本と採用成功のコツ】

人事評価(人事考課)

従業員の勤務態度や能力、実績などから、客観的に人材を評価するための具体的な基準や制度を定めます。主に従業員の等級や処遇、育成などの基準として用いられます。従業員の給与や役職を決める基準にもなるため、企業や従業員の両者とも納得感のある公正・公平な評価制度を定めることが重要です。

人事評価(人事考課)の仕組みや目的、具体的な手順に関しては、以下の記事で紹介しています。

【関連記事:人事考課とは?意味と目的、評価基準や考課表の書き方をまとめて紹介】

人材配置

企業の目的や施策に合わせて、従業員を適切な部署やチームに配属します。従業員の入退社や役職やポジションの変更、人材育成を目的として実施することが主です。意義のある配置を行うには、従業員の適性や資質などを正しく見極めることが求められます。

なお、人材配置の目的や課題、実施するタイミングなどは、以下の記事で解説しています。人事配置の基本を深く理解したい方は、ぜひご覧ください。

【関連記事:人材配置とは?目的や課題、最適化する方法もまとめて紹介】

人材開発・組織開発

従業員のスキルや能力の開発、組織のレベルアップを目指す施策の実践も、人事組織の業務です。企業のビジョンや経営戦略に沿って、従業員や組織がより成長し、パフォーマンスを発揮できる環境づくりを目指します。たとえば、ジョブローテーションや社内研修の実施などです。

組織開発の取り組み方や人材開発との違い、進め方などは以下の記事で解説しています。目的別のフレームワークも紹介していますので、効率のよい実施方法を知りたい方には必見の内容です。

【関連記事:組織開発とは?基本の流れと目的別フレームワークを解説】

労務管理

従業員が働くにあたって、必要なデータ管理や手続きを行います。たとえば、勤怠管理全般や健康保険、健康診断の手続きなどです。保険や年金関係の手続きは期限やルールがあるため、正確なスケジュール管理や専門的な知識が求められます。

人事組織(人事部)のあるべき姿とは?求められている役割

戦略人事の取り組みで社内会議をするイメージ
近年、人事組織(人事部)に求められている役割があります。企業により異なりますが、どの企業にも重要と言える役割を3つピックアップしました。
1. 戦略人事への取り組み
2. 自社にフィットする人材の採用・確保
3. 有効な人材育成・マネジメント
役割を理解することで、これからの時代に必要な、意義のある組織づくりや施策の検討に役立つでしょう。

【人事の役割1】戦略人事への取り組み

現在の人事は、経営戦略を実現するための重要な位置づけにあり「経営パートナー」としての役割が求められています。

こうした経営視点を持った人事の取り組みを「戦略人事」と言います。戦略人事の一般的な定義は「企業のビジョンや目的を実現するために、施策や制度の企画立案、計画の実施などを行うこと」です。

『日本の人事部 人事白書2021』によると、「『戦略人事』は重要である」という項目に対して、計615社の企業が
  • 当てはまる:55.8%
  • どちらかといえば当てはまる:35.2%
と回答しています。(以下参照)
『日本の人事部 人事白書2021』15ページの円グラフの資料
出典:『日本の人事部 人事白書2021』 15ページ
つまり、回答した企業の約9割は「戦略人事は重要」と認識していることがうかがえます。人事は経営において、中心的かつ重要な役割を担っていると言えるでしょう。

なお、戦略人事のくわしい機能や取り組むメリットは、以下の記事で解説しています。これからの経営には欠かせない、人事のあるべき姿を理解するためにも、ぜひご覧ください。

【関連記事:戦略人事とは?意味や成功への5つのポイントを解説】

【人事の役割2】自社にフィットする人材の採用・確保

人材の採用・確保も重要な役割です。持続可能な経営には、自社で活躍する人材の存在は欠かせません。採用ミスマッチを防ぎ、入社後に活躍できる人材の見極めが求められます。

そのため人事は、企業のビジョンや経営目標を把握し、自社が求める人物像を明確にする必要があります。したがって、以下のような取り組みが必要です。
  • 採用戦略の設計
  • 採用計画の立案
  • 採用要件の定義
  • 自社の目的に沿った採用手法の導入 など
【関連記事:採用戦略とは?意味と具体的な手順、事例を紹介】
【関連記事:採用計画の立て方とは?採用手法の選び方や注意点など詳しく解説】
【関連記事:採用要件・人材要件の作り方とは?定義方法からペルソナの設計例まで解説】

また、経営状況や採用コストを考慮しつつも、過不足ない人材確保が求められます。

【人事の役割3】有効な人材の育成・マネジメント

企業の経営目標を達成するには、入社した従業員の育成やマネジメントが必要です。従業員を成長させ、かつスキルや能力を最大限に発揮できる環境を整えることで、事業の成長や発展につながります。

なお、人材育成と人材マネジメントの違いは以下の通りです。
  • 人材育成:上司や先輩社員が人材を育てること
  • 人材マネジメント:経営目標や成果につなげるために、人材を効果的に活用すること
マネジメントの意味や取り組み、求められるスキルについては、以下の記事をご覧ください。

【関連記事:マネジメントとは?意味や業務内容、求められるスキル、向いている人の特徴を紹介】

人材育成や人材マネジメントの具体的な取り組みとしては、以下が挙げられます。

▼人材育成の取り組み例
・先輩社員によるOJT
・メンター制度
・社内研修 など

【関連記事:OJTとは?意味をわかりやすく解説!OFF-JTとの違いや研修の進め方など】
【関連記事:メンターとメンティーの違いは?それぞれの意味やメンター制度導入のポイントを紹介】

▼人材マネジメントの取り組み例
・生産性やモチベーションを高めるための人事評価
・従業員の能力が発揮できる部署への人事異動
・ジョブローテーション など
これらの取り組みを効果的に行うには、各従業員の適性やスキルの客観的な把握が必要です。有効な人材育成・マネジメントは、どの企業の人事においても重要でしょう。

なお「ミイダス」では、人事育成やマネジメントに役立つ「コンピテンシー診断」を提供しています。人材の適性や資質の把握や上司や部下としての特徴、相性タイプまで可視化します。そのため、育成やマネジメントの際に、最適な上司と部下の組み合わせにすることも可能です。

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人事組織(人事部)に求められる役割が変化している理由と背景

高層ビルのオフィス
昨今、人事に求められる業務内容は複雑で多岐にわたり、経営戦略においても重要な役割を担っています。従来の人事は管理業務がメインでしたが、求められる役割が変化したのです。

その主な理由や背景として、以下が挙げられます。
  • 社会状況の変化が激しく、出来事の予測も難しい「VUCA時代」のため
  • 「働き方改革」や価値観の多様化で、さまざまな働き方が尊重されているため
近年は「VUCA時代」と呼ばれ、社会の動向や状態は常に変化しています。VUCAとは、以下の英語の頭文字を取った言葉です。
  • Volatility:変動性
  • Uncertainty:不確実性
  • Complexity:複雑性
  • Ambiguity:曖昧性
VUCA時代を象徴する出来事として、新型コロナウイルス感染症の拡大や地球温暖化、デジタル技術の革新などが挙げられます。日本では2019年から「働き方改革関連法」が順次施行され、働く価値観も多様化しました。定年まで働く終身雇用制度が縮小する一方で、リモートワークや時短勤務など、柔軟な働き方を尊重・選択できる社会に変化したのです。

そのため、日々変化する社会に対応できるスピード感や柔軟性のある人材・組織が必要とされています。よって、人事にも経営戦略の視点をふまえた施策や取り組みが求められているのです。

なお、こうした環境問題や多様性、さらにガバナンスに注目した経営を「ESG経営」と言います。また「企業の社会的責任」を求める「CSR」の観点も重視されています。

ESG経営の概要や企業に求められている取り組みは、以下の記事をご覧ください。人事においても、有効な施策のヒントになるでしょう。

【関連記事:ESG経営とは?取り組み例・人材採用へのメリットも簡単に解説】
【関連記事:CSRとは?SDGsとの違いや活動の例と人材採用に活かすポイントを解説】

人事組織(人事部)に向いている人は?求められるスキル

会議をする人事部の社員
先述した仕事内容や役割をふまえると、人事には幅広いスキルが求められることがわかります。

ここでは、人事に向いている人材のスキルや特徴を3つ紹介します。
1. コミュニケーション能力
2. 戦略性
3. 情報処理・管理能力

【必須スキル1】コミュニケーション能力

人事には、従業員や社外の関係者と円滑にやり取りできるコミュニケーション能力が求められます。社内では経営層と従業員の間に入り、意見や日程の調整、ケースに応じた情報共有など、多様な対応力が必要です。また、従業員の課題や状況を正しく把握する質問力やヒアリング力も重要でしょう。

求職者に対して「会社の顔(代表)」として接する機会も多いため、印象のよいスムーズなコミュニケーションが求められます。

コミュニケーション能力がある人の特徴や、採用時の見極め方を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

【関連記事:コミュニケーション能力とは?高い人の特徴・鍛え方と採用時の見極め方】

【必須スキル2】戦略性

経営戦略や目標を理解し、それらの達成につなげるための戦略性も重要です。先述した通り、人事には経営パートナーとしての役割も求められています。そのため、業務を手順通りに管理するだけでなく、経営課題と人事の現状・課題を冷静に分析し、有効な戦略を立てて実践できることが期待されているのです。

【必須スキル3】情報処理・管理能力

人事業務の範囲は人材採用から労務管理、経営戦略まで幅広く、さらに社会保険や年金関連、労働基準法などの知識も必要です。それらを正しく理解し、適切に対応できる情報処理能力や管理能力が求められます。

また、煩雑な人事の事務処理をミスなく、かつ効率的に行える仕組みを柔軟に構築できることも重要でしょう。

以上、人事に必要なスキルを3つ紹介しました。

なお、人事のなかでも「採用担当者」に求められるスキルや適性に関しては以下の記事で解説しています。

【関連記事:人事の採用担当者に向いている人とは?求められるスキル&適性を解説】

人事組織(人事部)で苦戦しがちなポイント・課題

考えるビジネスマン
人事には、求められる役割やスキルがあることを解説しました。しかし、実際は多くの課題があり、こうした期待に応えられず悩む人事担当者も多いでしょう。

ここでは、人事が苦戦しがちな課題を取り上げて解説します。あらかじめ課題となりやすいポイントを把握することで、人事業務の円滑化に役立つでしょう。
・既存の人事業務に追われ、戦略人事に取り組むリソースがない
・自社にフィットし、定着する人材の採用が難しい
・効果的な人材育成・マネジメントが難しい
・採用コストが高い

既存の人事業務に追われ、戦略人事に取り組むリソースがない

人事の業務は多岐にわたります。そのため、人事担当者の負担は大きい傾向にあり、既存の業務に追われて戦略人事まで取り組めないことが課題として挙げられます。

『日本の人事部 人事白書2021』によると「戦略人事が機能していない原因」について調査した結果、以下の結果が出ました。
『日本の人事部 人事白書2021』22ページの帯グラフの資料
出典:『日本の人事部 人事白書2021』 22ページ
上記の図から、機能していない原因として多かったのは「経営陣の問題」(47.7%)、「人事部門の位置づけの問題」(44.0%)、「人事部門のリソースの問題」(43.6%)と続いています。

具体的な内容としては「経営層に戦略人事の認識がない」や「人員が少なく、労務管理に追われており、戦略的に人事を考える機会がない」という声が寄せられていました。

このように、経営側の事情を除けば「既存業務が多く十分なリソースを確保できないこと」が大きな課題と言えます。人事業務の効率化や人員の補充などが、戦略人事を実現させるポイントです。

なお、人手不足に悩む人事は、以下の記事も参考になるでしょう。

【関連記事:人手不足が深刻化する日本ー5つの原因と企業が実施したい6つの対策】

自社にフィットし、定着する人材の採用が難しい

自社にフィットし、活躍する人材の見極めおよび採用が難しいことも挙げられます。少子高齢化が進み、労働者人口の減少が今後も見込まれるなか、人材確保はどの企業でも課題と言えます。とくに新型コロナウイルス感染症の影響で、オンライン面接を導入した企業は、より見極めが難しくなったと感じる方もいるでしょう。

たとえ採用できたとしても、採用担当者の主観や勘に頼った面接を行っている場合、ミスマッチや早期離職を招く可能性があります。そのため、適切な採用要件や評価基準を定め、戦略的に採用活動を進めることが重要です。

なお、採用要件に基づき、事前に用意した質問や評価基準に沿って行う面接を「構造化面接」と言います。オンライン面接と組み合わせることで見極めの精度が高まる理由を、以下の記事で解説しています。採用に悩む方はぜひご覧ください。

【関連記事:構造化面接は採用に有効?効果やメリット、質問例をまとめて解説】
【関連記事:コロナ禍で進む「オンライン面接」。「構造化面接」との併用で、見極め精度は格段に向上する!】

効果的な人材育成・マネジメントが難しい

また、有効な育成やマネジメントができず、従業員が思うように成長しないケースがあります。

たとえば、新入社員が入社した際、部署の先輩が育成を行うケースは多いでしょう。しかし、先輩社員の育成スキルやノウハウが不足している場合、指導の効果はあまり得られません。また上司と部下の相性が悪い場合、育成のためのコミュニケーションがうまくいかず、関係性が悪化するリスクもあります。

このように適切な育成やマネジメントができなければ、従業員も成長できないうえ、モチベーションや生産性の低下、早期離職につながりかねません。

そのため人事には、各従業員の資質や適性、上司との相性を見極めて、有効な育成やマネジメントを実施する工夫が求められます。しかし、実際には難しく、多忙な人事業務のなかでの仕組みづくりはハードルが高いと言えるでしょう。

採用コストが高い

さらに、労働者人口が減少傾向にあるため、人材採用の競争率も高まっています。そのなかで自社に合った人材を確保するためには、相応の採用コストが発生します。採用コストとは、人材紹介会社への成果報酬、求人広告費、採用システムの利用にかかる費用、採用関係者の人件費、応募者に払う面接の交通費などです。

場合によっては、人材を見極めるための適性検査や、専門の人材コンサルティング会社に支払う費用も必要になります。また、候補者が少ない専門的な職種や中小企業などでは、露出を増やして求職者に認知されるため、より多くの求人広告費が発生するでしょう。

このように、さまざまな採用コストがかさむことから、企業の予算を圧迫してしまうことがあります。

そのため、まずは採用活動にかけられる予算を中長期的に把握し、無駄なコストの削減や費用対効果の高い手法を選ぶなどの工夫が必要です。また、早期離職はかけた採用コストが無駄になるため、採用ミスマッチを防ぐ努力も欠かせません。

人事組織(人事部)の悩みを解決する方法は?4つのアイデア

人事業務の効率化について話し合う人事担当者達
前項では、人事部が抱えやすい課題や発生しがちな悩みについて解説しました。企業において重要な役割を果たすため、人事はこれらの困難をどう乗り越えればよいでしょうか。

ここでは、人事のよくある課題の解決策となるアイデアを4つ紹介します。
1. 人事システムの導入で人事業務の効率化を図る
2. 人材アセスメントツールの導入で、適材適所の人材採用・人材配置を行う
3. 自社に合った人事評価手法を導入する
4. お金をかけない採用手法や助成金の活用で採用コストを削減する
とくに、2つ目で解説する「人材アセスメントツールの導入」は、自社にフィットする人材の採用を実現するために有効な解決策となるでしょう。

1. 人事システムの導入で人事業務の効率化を図る

煩雑な人事業務を円滑に行うために「人事システム」の導入は有効です。人事システムとは、人事業務を効率化するシステム全般を指します。たとえば、従業員の評価やスキル、育成の履歴などを一元管理する「タレントマネジメントシステム」や、応募者情報や選考結果などを管理する「採用管理システム」などです。

自社の課題解決に有効なシステムを導入すれば、業務効率化につながり、ミスのない業務を実現できるでしょう。また、人手不足の問題を解決し、戦略人事に取り組むためのリソースを生み出せます。

なお、タレントマネジメントシステムや採用管理システムが解決できる課題、最適な選び方については、以下の記事をご覧ください。

【関連記事:タレントマネジメントシステムのデメリットとは?課題解決や導入方法も合わせて解説】
【関連記事:採用管理システム(ATS)とは?導入するメリット・デメリット、おもな機能、選び方を解説】

2. 人材アセスメントツールの導入で、適材適所の人材採用・人材配置を行う

自社にフィットした人材を確保し、適材適所を図るには「人材アセスメントツール」の導入が有効です。「アセスメント」とは、数値的・定量的な客観的指標をもとに、正しく評価することを指します。

つまり人材アセスメントツールとは、個人の資質やスキルを客観的な数値で示し、評価するためのツールです。採用選考に活用することで、自社にフィットする人材を精度高く見極められるメリットがあります。採用要件の定義にも役立ち、面接官の主観に左右されない評価が可能です。結果的に、採用ミスマッチの防止が期待できるでしょう。

アセスメントやアセスメントツールに関しては、以下の記事でくわしく解説しています。

【関連記事:アセスメントとは?意味や使われ方を詳しく解説】
【関連記事:アセスメントツールとは?5つの導入メリット・選び方の3つのポイントなどを完全解説】

なお「ミイダス」は人材の資質や特徴を明らかにする人材アセスメントツール「コンピテンシー診断」を提供しています。現在15名まで無料でコンピテンシー診断の実施が可能です。

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3. 自社に合った人事評価手法を導入する

自社に合った人事評価手法の導入は、効果的な人材マネジメントや育成につながります。

誰から見ても理解しやすい人事評価制度があることで、ブレない公平な人材評価が可能です。従業員へ適切な評価ができるため、強みが発揮できる部署やポジションへの異動が実現します。また、企業の方針が明らかになり、上司は育成やマネジメントをしやすくなります。

従業員も評価に納得でき、企業への信頼やモチベーションの向上につながるでしょう。結果として、離職率の低下や事業の発展も期待でき、戦略人事の役割も果たせます。

なお、人材の評価手法にはさまざまな種類が存在します。たとえば、複数の関係者が評価する「360度評価」や、コンピテンシー(活躍人材の行動特性)を基準に評価する「コンピテンシー評価」、目標の達成具合で評価する「目標管理(MBO)」などです。

360度評価やコンピテンシー評価の内容、導入方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【関連記事:360度評価は意味がない?メリット・デメリット、導入方法を解説】
【関連記事:コンピテンシー評価とは?導入方法や導入失敗を避けるポイントなどを解説

4. お金をかけない採用手法や助成金の活用で採用コストを削減する

採用コスト削減のために、お金をかけない採用手法の導入や助成金の活用もおすすめです。

先述した通り、人材採用にはさまざまな採用コストが発生し、企業の予算を圧迫しがちです。しかし、以下のように採用コストを抑えて人材採用を行う手法も存在します。
  • ハローワークの活用
  • 自社のHPでの発信
  • リファラル採用(従業員の紹介による雇用)
  • アルムナイ採用(一度退職した従業員を再雇用)
  • SNSの活用
さまざまな採用手法があるため、自社の特徴や募集職種に合わせて取り入れてはいかがでしょうか。なお、自社にフィットした人材を採用するには、退職者を対象としたアルムナイ採用が効果的です。

アルムナイ採用の効果や導入手順を以下の記事で解説していますので、ぜひご確認ください。

【関連記事:アルムナイとは?採用のメリット・デメリット、導入企業の事例を解説】

また、助成金の活用もコスト削減に有効です。厚生労働省は雇用のための助成金を複数用意しています。まずは、助成金の種類や条件を厚生労働省の「雇用関係助成金検索ツール」で検索し、該当する場合は申請するとよいでしょう。

ほかにも、採用コストの相場や推移、削減方法などは以下の記事で紹介しています。無駄なくコストを活用するためにも、あわせてご覧ください。

【関連記事:採用コストの削減方法とは?コストが増えてしまう原因や減らすコツを紹介】

人事組織の課題解決なら「ミイダス」がおすすめ!

ミイダスのサービス説明資料
ここまで、人事組織の役割や抱えがちな課題、解決のためのアイデアなどをお伝えしました。昨今、人事には経営に関わる重要な役割が期待されており、企業全体で人材領域の課題に取り組むことが重要です。

とはいえ「人手が足りず既存の業務で忙しい」「従業員の適性をどう把握すればいいのかわからない」などの理由から、実践が難しいと感じた方もいるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」の活用です。ミイダスは、さまざまな人事課題の解決となる機能やサービスを提供しています。

以下に、人事課題の解決に有効なミイダスの機能をピックアップしました。
・採用から育成までワンストップで行える&定額制のため、業務効率化やコスト削減が実現
「コンピテンシー診断」で、適材適所を実現する採用や人材配置が実現
・「フィッテング人材分析」で、自社の条件に適合する人材のみにスカウト送信できるため、ミスマッチを防止や採用の効率化が実現
「バイアス診断ゲーム」で従業員の思考のクセが把握できるため、高精度な見極めが可能
「組織サーベイ」でモチベーションを把握し、従業員エンゲージメントの向上に有効
「助成金・補助金検索サービス」で自社が申請できる助成金・補助金を簡単に検索可能
ミイダスは、人材の資質や適性を数値で可視化する「コンピテンシー診断」を提供しています。
ミイダスのコンピテンシー診断のイメージ
全41項目のコンピテンシー項目から、人材の特徴を数値で客観的に示します。具体的には、以下の分野の適性が把握可能です。
  • パーソナリティの特徴
  • マネジメント資質
  • 職務適性
  • ストレス要因
  • 上司または部下との相性
人材採用の場面では、候補者の適性を把握することで面接官や評価者の主観による評価が防げるため、有効な採用や適材適所が実現できます。

見極めが難しい潜在的な能力も把握できるため「ポテンシャル採用」にも役立ちます。候補者の幅が広がり、採用成功率を高められるでしょう。

ポテンシャル採用のメリットや導入方法のポイントは、以下をご覧ください。

【関連記事:ポテンシャル採用とは?新卒・中途採用との違いやメリット、企業事例を紹介】

コンピテンシー診断の結果は客観的な指標となるため、公平かつ効果的な採用要件や評価制度の策定にも役立ちます。

さらに、コンピテンシー診断の結果をもとに、自社にフィットする人材を検索してスカウトを送信できるため、効率よく採用活動を進められます。何名採用しても定額制で利用でき、採用コストの削減にもつながるでしょう。

ほかにも、ミイダスは人事業務に役立つさまざまな機能を提供しています。採用システムの導入を検討している方は、ぜひ以下の機能一覧をご確認ください。

【ミイダスの機能一覧を見てみる】

人事組織の役割を果たすため、制度の見直しやツールの導入も検討しよう

会議の合間に休憩する人事担当者達
現在の人事は、管理業務に加えて経営戦略の視点を持った取り組みが求められます。期待される役割を最大限果たすために、まずは既存の人事業務や人事制度を見直し、業務効率化を図るとよいでしょう。

そのために、業務効率化や採用活動に有効なツールの導入もおすすめです。

本記事でも紹介した「ミイダス」では、人事業務の効率化やコスト削減に有効な機能が多く提供されています。なかでも、人材の適性や資質を可視化する「コンピテンシー診断」は、自社にフィットした人材の見極めや適材適所、マネジメントに役立つでしょう。

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