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無料で使える「ミイダスはたらきがいサーベイ」とは?導入のメリットや使い方を紹介

企業にとって「働きがい」は非常に重要です。働きがいのある職場では、従業員のモチベーションが上がり、生産性の向上につながります。働きがいはSDGsの一つにも含まれており、持続的な成長を目指すうえで欠かせない考え方です。

しかし、働きがいは目に見えず、従業員が実感しているかどうかは簡単にわかりません。働きがいの感じ方は人によって異なり、複数の要因が影響し合って生じるものだからです。

そこで役立つのが、ミイダスが提供する働きがい分析機能「はたらきがいサーベイ」です。はたらきがいサーベイを使えば、実態を捉えづらい働きがいについて、簡単かつ定量的に可視化できます。

この記事では、はたらきがいサーベイの概要や導入メリット、使い方などを詳しく説明します。

「はたらきがいサーベイ」を試してみる

さらに、2023年11月17日まで開催中の「はたらく人ファーストアワード2023」についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

また、部下のモチベーションを把握する方法をまとめた資料もご用意しています。以下より無料でダウンロードできますので、どうぞご活用ください。

お役立ち資料「部下のモチベーションを把握する、その方法とは」

従業員の「働きがい」はなぜ重要なのか

 働きがいを感じている男性会社員
はたらきがいサーベイの詳細を解説する前に、まずは働きがいの意味や重要性、現状を押さえておきましょう。

働きがいとは

働きがいとは、仕事を通じて感じる満足度や価値のことです。同じ仕事や環境下でも、人によって感じる働きがいは異なり、それぞれの価値観や達成したい目標などにも大きな影響を受けます。

世界最大級の意識調査機関であるGreat Place To Work(GPTW)では、働きがいを以下のように定義しています。
働きがい=働きやすさ+やりがい
(参照:Great Place To Work「『働きがい』とは?」
つまり、働きやすさ(快適に働くための環境や条件=衛生要因)とやりがい(仕事に対する手応えや充足感=動機づけ要因)が揃っているときに、働きがいが生まれるのです。

働きがいについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。理解を深めるために、ぜひあわせてご一読ください。

【 関連記事:働きがいとは?意味と具体例、高める方法や職場での取り組みを紹介

働きがいを重視すべき理由

従業員の働きがいを重視すべき理由として、おもに以下の6つが考えられます。

1. 従業員のモチベーション向上
2. 生産性の向上
3. 企業のブランド価値向上
4. 優秀な人材の獲得と定着
5. 戦略人事への効果
6. SDGs「8:働きがいも経済成長も」への貢献

働きがいを感じている従業員は積極的に仕事に取り組むため、結果として生産性の向上が期待できます。働きがいを重視する企業は外部からの評価も高まり、採用活動でも有利になるでしょう。また、従業員のエンゲージメントが高ければ、離職防止にもつながります。

さらに、働きがいを高めることは人材マネジメントにも有効であり、近年注目される戦略人事の観点からも重要です。また、SDGsでは「8:働きがいも経済成長も」として掲げられるなど、時代のニーズに合わせた企業の姿勢や取り組みが求められています。

モチベーションや生産性向上については、以下の関連記事でも詳しく解説しています。

【 関連記事:モチベーションとは?やる気を引き出す動機づけ要因とモチベーションマネジメントの手法を解説
【 関連記事:生産性向上とは?必要とされる背景や具体的な取り組み施策を解説!

働きがいに関する実態調査

ミイダスが2023年6月に実施した「はたらきがいとエンゲージメントサーベイに関する調査」によると、対象者(全国の20歳〜59歳 男女450名)の7割以上が今の仕事に「はたらきがい」を感じていることがわかりました。
ミイダス調査『今の仕事に「はたらきがい」を感じているかどうか』円グラフ
『今の仕事に「はたらきがい」を感じているかどうか』N=450 単一回答
その理由としては「自分の能力や適性を活かせているから(39.4%)」という回答がもっとも多くなっています。
ミイダス調査『今の『今の仕事に「はたらきがい」を感じている理由』棒グラフ
『今の仕事に「はたらきがい」を感じている理由』N=335 複数回答
一方で、4人に1人(25.5%)は「はたらきがい」を感じていないことも指摘されています。その理由としては、以下のような内容が目立ちました。
  • 自分の成果が適切に評価されていると思わないから(34.8%)
  • 自分の給与が業務内容に対して適切だと思わないから(32.2%)
  • 会社が従業員を大切にしていると思わないから(27.8%)
ミイダス調査『今の『今の仕事に「はたらきがい」を感じていない理由』棒グラフ
『今の仕事に「はたらきがい」を感じていない理由』N=115 複数回答
さらに、コロナ禍以降「はたらきがい」の多様化を感じる人は8割を超えています(81.1%)。リモートワークのように、自分に合った働き方の選択が重視されているようです。
ミイダス調査『コロナ禍以降、「はたらきがい」が多様化しているかどうか』円グラフ
『コロナ禍以降、「はたらきがい」が多様化しているかどうか』N=450 単一回答
こうした調査結果を見ても、働きがいを感じる理由・感じない理由は人によってさまざまだとわかります。さらに、コロナ禍以降は働きがいが多様化しており、画一的な対策で改善するのは難しいでしょう。

もし、従業員の4人に1人が本来のパフォーマンスを発揮できていないとしたら、企業にとっては大きな課題です。まずは従業員の働きがいを正しく把握し、実態に合った施策に取り組むことが重要となります。

ミイダスの「はたらきがいサーベイ」とは

ミイダス「はたらきがいサーベイ」のイメージ画像
ミイダスが2023年8月より提供する「はたらきがいサーベイ」とは、従業員の働きがいを可視化できるエンゲージメント分析機能です。また、企業が従業員の働きがいを引き出す環境を整備できているのかも定量的に評価可能です。以下、詳しく見ていきましょう。

はたらきがいサーベイの概要と料金

はたらきがいサーベイは、従業員の満足度や働きがいをアンケートを通じて把握する機能です。企業や組織の課題、解決すべき優先度を特定できます。それをもとに、従業員のエンゲージメント向上のための施策に役立てられるのです。
  • 従業員が会社や組織に何を求めているのかわからない
  • 離職者を減らしたいが、適切な要因分析ができていない
  • 働き方の変化に合わせて、生産性向上の施策を考えたい
このような悩みは、はたらきがいサーベイを使えば解決できます。

はたらきがいサーベイの料金は無料です。他社では年間で数十万から数百万円かかるエンゲージメントサーベイの機能が、ミイダスのアカウントをお持ちの方ならどなたでも(有料プラン未登録でも)コストの負担なく利用できます。

具体的な質問(アンケート)項目

ミイダスが考える「はたらきがい」の13要素
はたらきがいサーベイでは、従業員にアンケートを実施し、回答を集計することで企業の働きがいを正確に算定します。

アンケートの項目は、以下3つの分類と、そのもととなる13の要素で構成されています。
3つの分類 13の要素
1. 動機づけ・成長意欲につながるもの 1. 成長実感:もっと成長できるという期待感や、個人としての目標の達成、挫折克服、困難を乗り越えたなどの成功体験
2. 内部承認:自分に対する内部(社内や組織内)の評価
3. 外部承認:自分の仕事に対する外部(顧客、パートナー、他部署など)の評価
2. 事業や組織への愛着・期待につながるもの 4. 経営への期待感:ビジョン共感、事業の成長実績、今後の成長(戦略)に対する期待
5. 組織への期待:組織として一体感のある目標達成力と組織としての成長実感
6. 外部からの期待:事業、商品・サービス、事業運営のあり方に対する外部(顧客、パートナー、株主、地域、社会など)の評価
3. 納得感につながるもの 7. 経営:従業員を重視し、信頼して期待しようとする経営の姿勢に対する納得度
8. 上司:上司の組織運営能力(合理性、公平性、理解力、育成力など)と部下との関係構築力に対する納得度
9. コンプライアンス:組織が保持している道徳観、倫理観に対する納得度
10. 業務負荷:労働時間、休日、福利厚生などに対する納得度
11. 成長機会:成長機会を最大化するための制度や仕組み、さらには異動・配置など柔軟性に対する納得度
12. 報酬:現在の報酬に対する納得度
13. 評価:現在の評価に対する納得度
従業員の感じる働きがいにおいて、上記の要素は相互に影響を及ぼしています。ミイダスのはたらきがいサーベイでは、これらの項目について質問し多角的に分析することで、精度高く働きがいを「見える化」できるのです。

ミイダスでは、従業員の働きがいをはじめ、さまざまな人材アセスメント機能を提供しています。導入企業数は424,950社(2022年12月時点)を誇り、人材の採用からマネジメントまで幅広くご活用いただいています。

まずは以下より無料トライアルをお試しください。アカウント登録は1分で完了します。

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はたらきがいサーベイを導入する3つのメリット

メリット3つを示す数字
ミイダスのはたらきがいサーベイを導入するおもなメリットを、以下に3つ紹介します。
1. 従業員の働きがいを把握し、不満解消にいち早く活用できる
2. 「主観/客観」にわけて意見を収集し、精度の高い結果が得られる
3. 解決すべき課題の「優先順位」が明確にわかる

1. 従業員の働きがいを把握し、不満解消にいち早く活用できる

ミイダス「はたらきがいサーベイ」のイメージ画像2
はたらきがいサーベイでは、前項で挙げた項目への質問を通じて生の声を収集し、従業員の働きがいを客観的に可視化できます。データにもとづいて課題を特定することで、気づきにくい不満にもいち早く対処でき、快適な職場環境づくりに役立ちます。

2.「主観/客観」にわけて意見を収集し、精度の高い結果が得られる

ミイダス「はたらきがいサーベイ」のイメージ画像3
はたらきがいサーベイでは、主観(従業員個人の視点)と客観(他の従業員の視点)にわけて質問するため、従来のサーベイよりも高い精度で分析可能です。

 <質問例>
  • 主観:私は、当社で働いていることに満足している
  • 客観:当社の従業員は、当社で働いていることに満足していると思う
このように、回答者の立ち位置を明確にした質問によって精度が上がり、より正しい結果を得られるのがはたらきがいサーベイの強みです。

3. 解決すべき課題の「優先順位」が明確にわかる

ミイダス「はたらきがいサーベイ」のイメージ画像4
はたらきがいサーベイでは、各質問項目に対して、従業員の「満足度」と同時に「どのくらい求めているか」も確認します。従来のサーベイでは得られない「ニーズの高さ」も明らかになるため、取り組むべき課題に優先順位がつけられます。

【簡単3ステップ】はたらきがいサーベイの使い方

「はたらきがいサーベイ」の使い方を教える様子
はたらきがいサーベイの使い方は、とても簡単でシンプルです。以下の3ステップに沿ってご利用ください。
1. 担当者が「はたらきがいサーベイ」の情報を設定する
2. 従業員が期日までにアンケートに回答する
3. 担当者が回答結果を確認する

1. 担当者が「はたらきがいサーベイ」の情報を設定する

まずは、担当の方がはたらきがいサーベイの実施に必要な情報を設定します。ミイダスにログインのうえ、実施日・回答期限・サーベイ対象者を設定してください。

基本的には全従業員が対象となりますが、任意で回答者の追加・除外も可能です。細かい操作方法については、以下のヘルプページを参考にしてください。

ミイダス|よくある質問「【基本的な内容】はたらきがいサーベイの利用開始から回答までの流れは?

2. 従業員が期日までにアンケートに回答する

設定した実施日になると、アンケート依頼のメールが対象者に自動配信されます。期限までにアンケートに回答してもらいましょう。

アンケートにはPCとスマホの両方から回答可能です。期限終了前にはリマインドメールも送信されます。

回答率を上げるには、メールやチャットツールなどで個別に連絡すると効果的です。はたらきがいサーベイの実施目的をあらかじめ周知し、人事評価には影響しない旨を伝えるなど、従業員の心理的安全性の確保にも努めましょう。

3. 担当者が回答結果を確認する

回答結果は、利用権限が「企業管理者」の方のみ閲覧可能です。ミイダスにログイン後、以下のような表示形式でサーベイ結果を確認できます。
  • 設問の分類別のニーズ・主観・客観スコアの推移
  • 全社のニーズ・主観・客観・ギャップのスコア一覧・内訳
  • 各個人のニーズ・主観・客観・ギャップのスコア一覧・内訳(記名式のみ)
  • ギャップの数値が高い設問の小分類上位5項目
なお、アンケートは匿名でも実施できますが、匿名の場合は従業員ごとの回答が表示されません。記名の場合は、サーベイの結果からより具体的な対応を考えられます。

はたらきがいサーベイに関する細かいQ&Aは、以下のヘルプページよりご覧いただけます。その他の質問やご不明な点は、お問い合わせページをご利用ください。

ミイダスヘルプセンター「よくある質問記事一覧:はたらきがいサーベイ」
(法人向け)お問い合わせページ

「はたらく人ファーストアワード」を開催!

「はたらく人ファーストアワード2023」イメージ画像
さらにミイダスでは、はたらきがいサーベイを活用し、朝日新聞社と共催で「はたらく人ファーストアワード2023」を実施しています。

はたらく人ファーストアワードとは、従業員一人ひとりを大切にしている企業を表彰するイベントです。それぞれの取り組みを広く発信することで「はたらく人ファースト」な働き方を推進していきます。

朝日新聞デジタルでは、以下の記事も公開されています。ぜひご覧ください。

朝日新聞デジタル「企業が『はたらく人ファースト』になるためには? 事例から見えたヒント」

アワードの概要

「はたらく人ファーストアワード2023」の概要は、次の通りです。
  • 主催および共催:ミイダス株式会社、株式会社朝日新聞社
  • 応募期間:2023年8月2日〜11月17日
  • 授賞式:2024年1月末(予定)
  • 参加資格:「はたらく人ファースト宣言」に賛同する企業様

アワードの参加方法

アワードに参加するには2つの方法があります。まずは、以下の「はたらく人ファースト宣言」に同意していただくことが条件です。
<はたらく人ファースト宣言>
・はたらく人の多様なはたらきがいを尊重しています、または今後尊重していきます。
・はたらく人の声を聞く機会を設けています、または今後設けていきます。
・はたらく人の声をもとに改善に努めています、または今後努めていきます。
  • 1. 特設サイトの参加フォームから「はたらく人ファースト宣言」に賛同すると、賛同企業として参加できます
  • 2. 1の後、ミイダスの「はたらきがいサーベイ」を実施すると、アワードの審査対象として自動的に応募が完了します
本アワードについて詳しく知りたい方・参加をご希望の方は、以下のボタンより特設サイトへお進みください。応募締切は2023年11月17日です。

「はたらく人ファーストアワード2023」を詳しく見る

従業員の働きがいを正しく把握し、一人ひとりが活躍できる働き方へ

前向きな表情の人事担当者
本記事では、働きがいの意味や重要性、現状をふまえたうえで、ミイダスのはたらきがいサーベイについて詳しく解説しました。

従業員の働きがいを正しく捉えるのは難しく、コロナ禍以降は多様化も進み、ますます実態を把握しづらくなっています。だからこそ、はたらきがいサーベイのようなツールを活用し、データにもとづく定量的な評価・分析が重要です。

ミイダスのはたらきがいサーベイなら、どなたでも無料で利用できます。精度高く従業員の本音を引き出し、自社の組織改善につなげるためにぜひご活用ください。

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