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ルーチン(ルーティン)とは?ルーチンワークに向いている人の特徴も

ルーチン(ルーティン)とは、英語「routine」に由来するカタカナ語で、手順が決まった定型業務や日常的な反復作業を意味します。日本のビジネスシーンや日常会話にて広く使用されているため、耳にしたことがある方も多いでしょう。

本記事では、ルーチンの意味や使い方などを解説したのち、ルーチンワークに向いている人・向いていない人の特徴やルーチンワークを効率化する方法について解説します。ぜひご一読ください。

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ルーチン(ルーティン)とは

「ROUTINE」と書かれたメモ
ビジネスシーンにおけるルーチン(ルーティン)とは、手順が決まり切った作業や反復動作、日課などを指す用語です。IT業界ではプログラムの処理単位を意味することもあります。

ルーチンの具体例としては「職場に着いたらまずメールチェックする」「翌日のスケジュールを確認してから職場を出る」などの行動が挙げられます。

なお「ルーチン」「ルーティン」「ルーティーン」など複数の言い方がありますが、これらは英語「routine」の発音をカタカナにした際の表記の違いであり、すべて同一の用語と捉えて問題ありません。

ルーチン(ルーティン)の使い方

ルーチンは以下のような使い方をします。
  • この業務はルーチン化にしたほうが良い
  • プレゼン前のルーチンを邪魔されるとイライラする
  • ルーチン業務が多いと眠くなる
  • この業務を毎日のルーチンに組み込むのは無理がある
  • 朝のチームミーティングがうちのルーチンだ
  • 毎朝のルーチンとして15分間のジョギングを続けている
  • 職場に着いたらコーヒーを用意するのがあの人のルーチンだ
例文からわかる通り、ルーチンは名詞としての使用が一般的です。また、特定の作業や行動を習慣化することを「ルーチン化する」と言います。

ルーチン(ルーティン)の言い換え

ルーチンは以下のような日本語に言い換えられます。
  • 日課
  • 決まり切った作業
  • 習慣
  • (日常の)定型作業
  • (日常の)反復作業
  • 定例
  • 定石

ルーチン(ルーティン)の対義語

ルーチンの対義語として、以下のような用語が挙げられます。
  • イレギュラー(不規則な、変則的な)
  • スポット(単発の、短期間の)
  • アドホック(特別の、暫定的な)
例えばビジネスシーンで「イレギュラーな業務」「スポット的な仕事」と言うときは、状況に応じて臨機応変な対応が求められる単発の非定型業務を指していることが多いでしょう。

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ルーチンワーク(ルーティンワーク)とは

ビジネスシーンでは、手順が決まっている繰り返し業務や作業を、ルーチンワーク(「ルーチン」+「ワーク」)と呼びます。例えば以下のような業務がルーチンワークです。
  • 毎日のメールチェック
  • システムへのデータ入力
  • 請求書など型が決まっている書類の作成
  • 同じ部品の検品・組立作業
  • 装置の日常的なメンテナンス作業
  • 店舗でのレジ業務や清掃業務
  • システムの定期バックアップ
一定のマニュアルに落とし込むことが可能な業務や、慣れによって迷うことなく実行できる作業がルーチンワークに該当します。

ただし、必ずしもルーチンワークが「誰でもできる簡単な仕事」なわけではありません。ルーチンワークのなかには業務遂行に際して専門知識や経験、資格が必要なものもあり、一概に「誰でもできる」「簡単な業務」とは言えない点に注意してください。

なお、個人の生活においても、家事のように日課や習慣化している仕事はルーチンワークと言えます。

ルーチンワーク(ルーティンワーク)に向いている人の特徴

笑顔の女性
同じ作業や業務を繰り返すルーチンワークには、人によって向き不向きが存在します。ルーチンワークに適性のある人の特徴を紹介します。
  • コツコツとした作業が苦にならない
  • 正確さを重視する
  • 集中して作業に取り組むのが好き
  • 業務の効率化や改善案を考えられる
なお、性格的な向き不向きはもちろん、自分が仕事に何を求めているかでもルーチンワークへの適性は変わってきます。

もしルーチンワークへの転職を考えている場合は、キャリアアンカーなどの診断を利用して仕事における自分の軸を把握しておくことをおすすめします。

【関連記事:キャリアアンカーとは?8つのタイプと診断方法、診断結果の活かし方

コツコツとした作業が苦にならない

ルーチンワークは決められた手順を繰り返す仕事が多いため、コツコツとした地道な作業を苦としない人が向いています。

作業に慣れ、日々の業務に真新しさがなくなると、仕事に飽きを感じてしまう人もいます。慣れた作業でも忍耐強く作業を繰り返せる人でなければ、ルーチンワークは続けられません。

同じサイクルを繰り返すことが好きな人、決まった手順通りに進めることに爽快感を覚えるような人は、ルーチンワークを楽しんでこなせる可能性が高いでしょう。

正確さを重視する

ルーチンワークのなかには、手順通りに作業しないと故障やトラブルの原因になるものも少なくありません。作業工程にオリジナリティを加えたり、勝手に手順をショートカットしたりするタイプには務まらない仕事と言えます。

定型的な作業だからと軽視せず、手順の意味を理解し、責任を持って正確に作業できる人がルーチンワークに向いています。

集中して作業に取り組むのが好き

集中して作業に取り組むのが好きな人はルーチンワークに向いています。ルーチンワークのなかには、装置の組み立てのように工程を覚えてしまえば黙々と作業できる仕事も多くあります。「高度なコミュニケーション能力が必要な仕事は避けたい」という方にも向いているでしょう。

ただし、なかには他人と適切にコミュニケーションを取る必要があるルーチンワークもあります。例えばルーチンワークが多く含まれるバックオフィス業務は、社内外の人とのコミュニケーションが必須です。

「ルーチンワークならコミュニケーション能力は不要」とは言えない点に注意してください。

【関連記事:コミュニケーション能力とは?高い人の特徴・鍛え方と採用時の見極め方

業務の効率化や改善案を考えられる

ルーチンワークは単純作業に見えますが、手順を守りつつ効率を上げる工夫が求められる仕事でもあります。よって、ただ機械的に作業を繰り返したい人よりも、クオリティを維持したまま効率的に作業する方法を考えられる人のほうが向いています。

テンプレートを作成したり、ITツールを導入したりといった工夫が好きな人はやりがいを持って取り組めるでしょう。

ルーチンワーク(ルーティンワーク)に向いていない人の特徴

困り顔の2人
続いて、ルーチンワークに向いていない人の特徴についても紹介します。
  • 仕事に変化や刺激を求めがち
  • クリエイティブな仕事がしたい
  • スピード重視で業務を進めたい
  • うっかりミスや不注意が多い

仕事に変化や刺激を求めがち

ルーチンワークでは、毎日同じ作業を着実に遂行することが求められます。よって、日々の仕事のなかに変化や刺激を求める人は向いていません。

例えば「仕事を通して自分を高めたい」「非定型的な業務のほうが楽しい」といったタイプがルーチンワークに就いてしまうと、仕事が苦痛になる可能性が高いでしょう。

逆に、仕事に変化を求めない人や、プライベートに刺激があれば良いと割り切れる人は向いていると言えます。

クリエイティブな仕事がしたい

自由な発想を活かして仕事をしたい人や、創意工夫が必要とされる仕事をしたい人にはルーチンワークは向いていません。

ルーチンワークにも工夫が求められる場合はありますが、独創性を発揮しすぎるとミスやトラブルにつながってしまうおそれがあります。クリエイティブな仕事を求める人は、制約の多いルーチンワークにやりがいを感じられない可能性が高いでしょう。

スピード重視で業務を進めたい

ルーチンワークでは正確性が重視される傾向があります。作業効率の向上も求められますが、第一は正確さです。

よって、無駄と感じる工程を省いてスピード重視で業務を進めるような人にはあまり向いていません。細かい確認作業を煩わしく感じてしまう可能性が高いでしょう。

うっかりミスや不注意が多い

ルーチンワークのなかには、特にミスが許されない業務も多くあります。よって、うっかりミスや不注意が多い人には向いていません。

小さなミスだったとしても、上司や同僚から指摘されることが続けば精神的に辛くなってしまう可能性が高いでしょう。

ルーチンワークを効率化する方法

3つ並んだチェックマーク
ルーチンワークはどの業種・業態にも多かれ少なかれ存在するものです。ここでは、定期的に発生するルーチンワークを効率化する方法を4つ紹介します。
  • 業務の作業手順を見直す
  • テンプレートを作成する
  • ITツールやRPAの導入
  • 業務ノウハウの共有を促進する

業務の作業手順を見直す

ルーチンワークを効率化する基本的な方法として、作業手順を見直し、無駄な工程を削除する方法が挙げられます。当たり前に聞こえるかもしれませんが、長期で繰り返してきた業務の場合、不必要な作業が混在しているケースが珍しくありません。

例えば機械や道具を使用する業務の場合、作業安全の観点から確認作業が追加され続けた結果、本来の工程ではない部分が過剰な状態になっていることがよくあります。そのようなリソースを消費する工程を極力排除し、作業手順のシンプル化に努めましょう。

テンプレートを作成する

頻繁に作成する書類や資料、メールの作成業務はテンプレート(ひな形)を作成するのが効果的です。

日常的に行っている業務のなかには、テンプレート作成が後回しになっているケースも少なくありません。そのような業務を洗い出し、テンプレートを作成して必要な部分だけを都度編集するよう工程を変更すれば、作業時間を大幅に短縮できます。

また、ルーチンワークの担当者が複数いる場合、各々が独自のテンプレートを使用している場合もあります。統一したテンプレートの配布により、品質の均一化も期待できるでしょう。

ITツールやRPAの導入

ルーチンワークの工程の一部をITツールやRPA(Robotic Process Automation)、AIツールなどで自動化するのも有効な効率化の方法です。

作業時間を大幅に削減でき、リソースをコア業務に集中できます。生産性向上にもつながるでしょう。

また、定型的な業務における人的ミスの削減も期待できます。

【関連記事:RPAとは?意味や効率化できる業務の例・導入方法を簡単に解説
【関連記事:生産性向上とは?必要とされる背景や具体的な取り組み施策を解説!

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業務ノウハウの共有を促進する

ルーチンワークの担当者間で業務のノウハウを共有し、マニュアルに落とし込むことも効率化につながります。

担当者が固定化している作業の場合、マニュアルにはないコツを担当者が見つけているケースが珍しくありません。そのようなノウハウを共有できれば、不慣れな担当者でもクオリティを落とさずに業務を遂行できる環境が整えられます。また、作業の属人化防止にも寄与するでしょう。

とはいえ、ただ「効率化のためにノウハウを共有してほしい」と促すだけでは、担当者にメリットがないため実現は難しいでしょう。評価制度に組み込むなど、ノウハウ共有のインセンティブを示す必要があります。

ルーチンワークには向き不向きがある

「ROUTINE」の吹き出しとビジネスパーソンたち
ルーチンおよびルーチンワークについて解説しました。ルーチンは定型業務や日課などを意味する用語であり、ルーチンワークは手順が決まっている繰り返し業務や作業を指します。

よく「ルーチンワークは誰にでもできる簡単な仕事」と言われますが、実際は人によって向き不向きがわかれる仕事です。人材配置を考える際は、ルーチンワークにストレスを感じないタイプの人材を配置する必要があるでしょう。

アセスメントリクルーティングツール「ミイダス」では、独自の診断ツールにより、従業員や人材がどのような状況でストレスを感じやすいか、あるいは感じにくいかを客観的なデータで把握できます。

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