コンピテンシー診断は「自分の直感を確信に変えるため」活用。根拠と戦略を持った採用活動を展開する

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  • 採用前の要件定義

税理士法人ほはば

採用・広報担当
金子睦 様

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TOPICS

  • 「面談」機能により、他サービスよりも辞退率が低い
  • コンピテンシー診断で直感を確信に変える
  • 「面談」で不安を払拭してから面接に臨めるのは利用者からも好評

「お客様の悩みを解決する」という仕事

私達、税理士法人ほはばの事業内容は非常に幅広いもので、お客様の会計・税務、財務、労務などの支援や会社設立に関わる諸手続き、相続や贈与、クラウドでの経営支援などを行っています。セミナーを開いて情報を皆様にお伝えし、理解を深めていただく事も大事な事業内容の一つです。

ビジョンを実現するための採用戦略

現在約800社のお客様を今後5年間で3,000社に増やす事、そして全国に拠点を拡大していきたいというビジョンを持っております。これを実現するためには、優秀な人材の増員が必要不可欠。今後3年間で従業員を60名増員して100名に、10年間で1,000名規模の税理士法人に成長させたいと考えています。

採用活動の課題

応募者と連絡が取れなくなったり、辞退率が多いなどの課題がありました。ある転職サービスを利用して募集した際、7割もの応募者と連絡が取れなくなった事がありました。60名以上の応募者のうち、40名程度が途中で連絡が取れなくなったんです。時間をかけて書類選考や連絡などをしても、これでは無駄が多過ぎます。
この時、応募者の傾向として感じたのが「メールや電話を使って連絡をしたがっていない」という事でした。

メディアミックスを取り入れた採用活動


YouTubeやTwitter、Instagram、ブログは当番制で毎日更新しています。他の税理士法人と比較して、自社の事を知ってもらうための取り組みを精力的に行っていると思います。士業って、どうしても「堅い」「暗い」というイメージを持たれてしまいがちなので、それを払拭したいと考えています。
大事にしているのがスピード感。代表もよく言うのですが「言われた事は今すぐやる」というのが従業員全員で共有している姿勢です。今後も模索しながら、継続して取り組んでいきます。

「ミイダス」もスピーディーに導入

お客様が採用にミイダスを活用していて「すごくいいよ」と、勧めてくださったのがミイダス導入のきっかけです。これを聞いた代表が、すぐに「早くアカウント作って、ミイダス使おう!」と。
ミイダスの利点は「面談」機能がある事ですね。応募者の方には、面談をしてから応募するかどうかご判断いただけます。そのため他の転職サービスやエージェントと比較して辞退率が低いです。きちんと対応してくださる応募者の方が多く、無駄がないと感じます。「チャット」機能も応募者とスピーディーに連絡が取れるので、とても助かっています。

「今の職場から逃げ出そう。」募集メッセージに込めた想い

代表と「これまで採用してきた中で、どんな人が離職せずに活躍してくれているか?」という話になり統計を取ったところ、ある共通点を見出しました。
それは、まず以前の仕事に対して物足りなさを感じていた。そして「何か新しい事をしたい」とか「専門性のある仕事をしたい」「人の役に立ちたい」といった、前向きな理由で転職してきた人という共通点でした。

そこで、今の仕事がいい意味で「退屈だ」と感じ、「新しい事に挑戦したい」とうずうずしているような人の背中を押す言葉を作ろう!と。それで「今の職場から逃げ出そう」という言葉を私が提案しました。

コンピテンシー診断は「自分の直感を確信に変えるための根拠」

コンピテンシー診断は、私自身も実際にやってみて「痛いところつかれたな。当たってる。」と思った事もあり、最近になって信頼し始めました。

採用活動においては、気になることがあった時に、その方のコンピテンシー診断結果を参考にしています。そして最終的に採否の判断をする際、自分の直感を確信に変えるための根拠として活用しています。

「自社にフィットするタイプ」を分析

弊社にはエリートというよりも下積みからきちんとやってきた、泥臭い感じの人が多いです。そして何より、問題解決能力が高い人が多いと感じています。例えばお客様からメッセージがきた時に、表面的なものだけではなく「本当に求めているものは何か?」と考えて返信するような。
コンピテンシー診断で言うと、パーソナリティの特徴の中にある『問題解決力』の数値が高い方はフィットすると思います。
上下関係適性の、部下としてのあなたのタイプで『自主判断型』の数値が高い方は、フィットしない傾向があるという事も分かりました。

「未経験大歓迎」の理由

主に募集しているのが「税理士補助」というポジションです。税理士とお客様の間に入り、お客様とのコミュニケーションや、各種書類を作成するなどのサポートが主な業務になります。経験や資格があっても、お客様に対して横柄な態度を取るような方では困りますので、採用の時点では経験や資格の有無よりも人柄重視です。資格取得は、仕事をしながらでも挑戦できますから。

ミイダス経由で入社された方は、コンピテンシー診断結果を拝見してチャットのやりとりをしていく中で好印象を持ち、代表との面接に進んでいただいた方でした。入社後も周辺の従業員から「しっかりしていて、周囲への気配りもできる方」だという評価を聞いていますので、採用は成功したと思っています。

ミイダスを活用した採用に見出す、新たな可能性

今後やってみたいのが、YouTube ライブを活用してのweb説明会です。3拠点あるので、全ての拠点で私が説明会を行うのは難しいですが、web説明会なら可能になりますから。今後、「ミイダス」でweb説明会の参加希望者を募集したいと考えています。

税理士業は今回のコロナ禍のような事があると、各種申請や相談などで忙しくなります。採用活動にもオンラインなどのIT技術を積極的に活用する事で、そのノウハウをお客様への対応にも活かせるので、積極的に活用していきたいと思っています。

ミイダス経由で入社した社員の声

「面接確約スカウト」はミイダスだけの魅力

転職活動をしていると、書類選考で落とされる事もあります。その点、ミイダスは「面接確約スカウト」が魅力です。まずは気軽に面談で企業担当の方とお会いできるというのも、大きなメリットだと思います。
私はまず、スカウトをいただいてからブログやSNSなどで情報収集しました。「和気あいあいとして良い会社だな」と思いました。こんな会社で働けたら楽しいんじゃないかと思った反面、不安もありました。未経験である事や年齢などが気になっていましたが「経験や年齢関係なく、意欲を持って取り組んでいただける方を採用したいです!」と言っていただけました。面談で不安を払拭してから面接に進ませていただけた事が、本当に良かったと思っています。

お客様に寄り添うために、常に学び続けたい

現在は税理士補助として、お客様の決算書類の作成や経費の入力などをしています。
前職は化粧品会社の美容部員として百貨店に勤務していました。その前は銀行に勤務していましたが、いずれもオフィス系のPCソフトは使用しない業務でした。慣れない業務に苦労する面もありますが、皆さん忙しい中でも優しく教えてくださるので、ありがたいです。

以前はシフト制でしたので勤務時間や休日もバラバラでしたが、今は始業時間も9時からで土日休みですから、生活のリズムそのものが違います。
今はまだ毎日の業務についていくのが精一杯。休日のうち1日はしっかり休み、もう1日は仕事で教えていただいたことをまとめ直すなどしています。皆さんについていこうと必死です。
今後は社労士の資格を取得し、仕事に活かしたいと思っています。また、日々の業務に必要な情報をいち早く取り入れる必要もありますので、常に勉強していきたいと思います。

(税理士アシスタント 田中真清 様)

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