「人手不足だから」というだけではない。採用の目的はさまざま
人材不足というより、知識を結集する必要性があるから
弊社は設立当初から訪問看護を行ってきました。当時、釧路市内には呼吸器の装着が必要なお子さんおを預かりできるデイサービスが1箇所しかなく、選択の余地もないという状況でした。そこで、まず通常の放課後デイサービス事業を始め、現在は重症身体障がい児にも対応できるようになりました。
看護師という職種には、さまざまな診療科を経験された方がいらっしゃいます。豊富な経験をされてきた方が増えれば、その分知識も増えます。今後もさまざまな状況に対応できるよう、多くの知識を結集したいと考えています。ですから採用は弊社にとって、ただ単に人員を増員する目的だけではありません。
資格と経験さえあれば出来る仕事ではないから
病院では一人の患者さんにあまり時間をかけていられませんが、訪問看護では少なくとも30分は一人の患者さんと関わることができます。ご家庭に訪問しますから、病院とかなり異なります。患者さんや、その家族の事も深く考えますからね。ですから、向き不向きはあると思います。
例えば、病院にいると患者さんは黙っていても来ますから、愛想が悪くてもできます。しかし私達はご家庭に訪問するので患者さんやそのご家族から印象が良くないというのでは困ります。人あたりの良さや雰囲気なども含め、人間性も大事ですから適性を見極めなければなりません。
地方で専門職。難易度高めの採用に、ミイダスを導入した理由
これまでの採用手法が抱える課題
ハローワークと人材紹介会社を活用して採用活動を行ってきました。しかし、ハローワークはレスポンスが悪く、なかなか採用が進みませんでした。人材が欲しいと思うタイミングで採用をコントロールできないという課題がありました。求人を出して待っているだけですから、何の予測もできませんし、計画が立てられませんでした。
人材紹介会社は、やはりコスト面が問題です。年収設定が高めの職種では、年収の35%もの金額が報酬としてかかる、というのでは負担が大きいです。
ミイダス導入を決めた理由
弊社のメインバンクからミイダスのことを聞き、興味を持ったのがきっかけでした。自社の条件に合う人にだけ、ピンポイントでスカウトを送れるという採用手法が良いと思いました。また、導入費用の安さも魅力でした。年間契約なので、1名でも採用できれば良いなと思い、導入を決めました。
でも、北海道の釧路という地方ですから、求職者がいるのかという不安はありました。ですから、ミイダスではひとまず限られた地域だけではなく全国に向けてスカウトを出しています。遠方からの応募も大歓迎です。
高い専門性と人間性を備えたスペシャリスト集団を目指し、採用活動を行う
弊社がある釧路は、道東にある小さな街です。地方では、これまで難しいと思われていた医療サービスがあります。そういったことも包括的にできるような企業でありたいです。障がいのある方は医療サポートが必要になる場面があります。ご家族の負担を少しでも減らしていけたら良いと思います。
また現状、釧路で訪問看護を行っているのは一般社団法人や医療法人が多く、営利法人として経営しているところは非常に少ないです。ですから病院から信頼していただけるよう、スペシャリストを採用していきたいです。従業員全員のスキルアップが必要だと思っています。
ミイダスは、弊社の希望条件を絞り込んでスカウトを自動で送れるので、良い人材が見つかるのではないか、と期待しています。「他の仕事がないから」というのではなく、訪問看護に興味とやりがいを持ってくださるような方に来ていただきたいです。