ミイダスのコンピテンシー診断を自社の課題発見や組織作りにも活用、研修コンテンツも役立っている

徳島県のリース会社がミイダスを継続利用。施工管理・回収作業員・積算担当の積極採用から人材育成まで

  • 建設/プラント/不動産
  • 30~99人
  • 採用
  • 採用前の要件定義
  • 育成・定着

株式会社エコリース

統括本部長 福田様

  • 建設/プラント/不動産
  • 30~99人
  • 採用
  • 採用前の要件定義
  • 育成・定着

企業様紹介
従業員数:約40名(取材時)
募集職種:施工管理、回収作業員、積算担当
徳島県板野郡に本社を置き、仮設(プレハブ)施設用設備のリース事業を展開している株式会社エコリースの福田様にお話を伺いました。

事業内容

昭和61年設立の株式会社森本電気工事、平成13年設立の株式会社エコリースの両社が平成19年に合併し、商号を株式会社エコリースに統合。現在は仮設(プレハブ)施設における電気・防災・給排水・空調等、各種設備のリースサービスを展開しています。設備の見積・施工・取り外し・回収引取をワンストップで提供できる強みを活かすとともに、リース機器を再利用する「捨てない」というビジネスモデルを普及・定着させることで、地球環境に配慮した企業活動を続けていきます。

この記事の要約

徳島県板野郡に本社を置き、仮設(プレハブ)施設用設備のリース事業を展開するお客様。見積・施工・取り外し・回収までの一貫したサービスを強みに成長し、2021年上期は過去最高の売上を記録。今後の事業拡大を見据え、施工管理、回収作業員、積算など複数ポジションでの増員を計画するも、ハローワークや求人広告だけでは人材が集まらない状況が続いていた。新たな採用手法を探している際にミイダスを知り、独自のデータベースから登録者情報を参照してスカウトできる機能や、登録者の行動特性やパーソナリティを確認できるコンピテンシー診断に可能性を感じて導入を決定する。自社社員へのコンピテンシー診断では、社員の感じているストレス要因も含めた新たな社内課題も発見。今後は採用活動だけでなく、会社作り・組織作りにもミイダスを活かしていく方針だ。

さらなる事業拡大を見据えて複数ポジションでの増員を計画

ミイダス導入年の上期売上は過去最高を記録。より多くのお客様のニーズに応えたい

当社は、ダムや発電所、公共インフラの新設、学校等の大型施設の建て替え、さらには大規模災害時にも必要となる仮設(プレハブ)施設専門の設備リースを営んでいます。電気・防災・給排水・空調など、様々な種類の設備を扱っているほか、設備の見積から施工、取り外しや回収までの一貫したサービスがご好評をいただき、関東以西を中心とした全国各地のクライアント様にご利用いただいています。

既存の採用手法では「こちらから打つ手がない」ことに課題を感じていた

以前はハローワークやWebの求人広告、地場の人材紹介会社、テクノスクール(職業能力開発校)などを活用して採用活動を行っていましたが、徳島周辺の候補者にしかアプローチできないこともあり、募集が集まりにくい状況が続いていました。また、テクノスクールを除いては、基本的に候補者からの応募を待つしかありません。当社側から打つ手がないことに課題を感じており、新しい採用手段を探していました。

ミイダスの導入理由は独自のデータベースとコンピテンシー診断

ミイダスなら登録者の情報を確認した上で、こちらからスカウトができる

ミイダスを導入した理由は、多くの登録者の情報を参照できる独自データベースの存在です。ハローワークや求人広告のように「待ち」の姿勢にならざるを得ないサービスではなく、登録者の資格や経験、希望する年収や勤務地など、様々な情報を確認した上でスカウトを出せるため、当社が求めているような人材、当社にフィットする人材を採用できる可能性も高まるだろうと感じました。

自社にフィットする未経験者と出会うためにコンピテンシー診断を活用したい

コンピテンシー診断の存在も、ミイダス導入の大きなきっかけの一つとなりました。当面は即戦力となる経験者へのスカウトが中心になると思いますが、中長期的には未経験者も含めての採用を考えています。登録者の行動特性やパーソナリティを確認することができれば、未経験者や経験の浅い方であったとしても、当社の理念やカルチャーにフィットする人材と出会えるのではないかと期待しています。

自社社員のコンピテンシー診断受診で見えてきたこと

社員の特徴や行動特性に加え、ストレス要因も把握できた

現在は自社社員のコンピテンシー診断受診を進めているところですが、結果を見て「かなり当たっているな」と驚いています。当社では社長や専務が採用面接を行い、チームワークを重視できる協調性のある人材を採用し続けてきました。社員たちのコンピテンシー診断の結果には、そのような会社の人材採用方針がストレートに反映されていたのです。
また一方では、「突発への対応」「孤独な業務」といった要因にストレスを感じている社員が少なくないことがわかるなど、診断結果によって初めて認識できた事実もありました。たとえば施工管理は、一人で現場に行くことが多い仕事であり、現場でイレギュラーな対応が発生することも珍しくありません。当社の事業や業務上、仕方のない部分ではあるもの、今後はこのような社員のストレスを軽減できるような仕組作り、組織作りを進めなければならないと実感しました。

たとえ優秀であっても倫理観や協調性がなければ採用されない

当社代表の赤澤が、「渋沢栄一さんの『士魂商才』や『論語と算術』、二宮尊徳さんの『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である』など、心と仕事、道徳と経営は、2つで1つであるという考え方こそ、企業の正しい在り方ではないかと共感し、企業理念としています」(同社コーポレートサイト・代表挨拶抜粋)と述べているように、たとえ優秀で仕事ができそうな方であっても、倫理観の欠如している方や周囲の人と協調できない方は、当社の社員として採用されにくいと思います。実際に当社で結果を出している社員は、周囲の人たちと協調できる方、自分の仕事を自分でマネジメントできる方、さらにはバイタリティがあって仕事に意欲的な方が多いと感じます。

社員のアイデア・意見を積極的に取り入れていきたい

専務の森本は、「社員のみんなが誇りに思い、家族や周りの人たちからエコリースで勤めていることを誇りに思えるような会社にしていきたい」と語っていますが、私もまったく同意見です。そのような会社を作るためにも、社員全員が仕事に対してやりがいを持てる環境を作っていかなければなりませんし、これまでのルールや手法を踏襲するだけでなく、既存の事業や業務の中に、社員からのアイデアや意見を積極的に取り入れられる仕組を構築していくつもりです。まずはミイダスを活用した採用活動に注力していきますが、今後は会社作り・組織作りにもミイダスを活かしていきたいと考えています。

ミイダスの研修コンテンツも積極活用

過去、外部の研修を実施してきたことはなく、社内での教材作りなど準備に時間がかかっていました。試しにミイダスの研修コンテンツ(活躍ラーニング)を社員に受講させてみたところ評判が良く、新入社員向け研修やエクセル講座などを中心に自宅でも動画で学んでくれているようです。今まで教材を自前で作ってきた手間がなくなったのは助かりました。

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