地域の過疎化と売り手市場が採用の障壁に
近年は新卒採用やハローワークでの採用が難しくなっていた
当社は自社の工場でスマートフォンやPC、ゲーム機、自動車のワイヤーハーネスなどに組み込まれている絶縁体部品の金型設計や射出成形を行っています。将来を見据えた技術の継承や欠員補充を目的とし、射出成形機のオペレーターや金型のメンテナンス担当者を定期的に募集してきましたが、近年では地域の過疎化に加え、売り手市場の状況が重なったこともあり、高校の新卒採用やハローワークの中途採用でも人が集まらない状況が続いていました。
応募を待つだけでなく、こちらからスカウトができる機能に魅力を感じた
長年お付き合いのあった金融機関からの紹介でミイダスを知った
既存の方法だけでは採用が難しくなっていたため、町役場の合同説明会にも参加したものの、やはり応募が集まりませんでした。有料の求人広告なども検討しなければならない段階でしたが、どのような広告を使うべきか判断に迷ったこともあり、私たちはお付き合いのあった金融機関に相談しました。そこで勧められたのがミイダスだったのです。普通の求人広告のように応募を待つだけでなく、登録者の情報を見て、こちらからスカウトをかけられる機能に魅力を感じました。
登録者情報を閲覧し、ミイダスが製造業の採用に強いことを確信
トライアルの際に登録者の方々の情報を閲覧したところ、近隣に住んでいる方の中にも機械操作の経験者がいるなど、当社からスカウトを出したい方が複数名見受けられたため、ミイダスの導入を正式決定しました。金融機関の担当者からも「ミイダスは製造業の採用に強い」という話を伺っていましたが、実際に登録している方々の情報を見せていただけたことにより、私たち自身もミイダスに対する期待感を持つことができました。
すでに15名の社員がコンピテンシー診断を受診済み
コンピテンシー診断については、すでに15名の社員が受診している状況です。今後はコンピテンシー診断の結果を元に、日頃のコミュニケーションだけではわからなかった社員たちの行動特性を理解することで、会社の組織作りやチーム編成、新たな人材の採用などに活かしていきたいと考えています。
ミイダスを活用して全国から人材を集め、地域貢献を実現する
未経験者でも知識や技術を一から学べる体制を構築
当社では、射出成形機オペレーター、金型メンテナンス担当者ともに未経験者を採用し、一から知識や技術を学んでいただける体制を整えています。モノづくりの現場であるため、機械や金型と向き合いながら丁寧な仕事ができる人材が向いています。派手さはありませんが、完成品を想像する力が必要ですし、自分なりに新たな課題を見つけ、その都度改善していける方にとっては、やりがいの大きい仕事になると思います。
過疎が進む志賀町でモノづくりを続け、地域の活性化につなげたい
本社と工場のある羽咋郡志賀町は能登半島の西岸にあり、近年では過疎化が進んでいる地域です。現在も社員の多くが車で約1時間の距離に位置する金沢市から通勤していますが、創業の地である志賀町でモノづくりを続けることにより、地域に貢献できる会社であり続けたいと思っています。また、今後はミイダスを有効活用することにより、地元の方々はもちろん、全国各地から会社の将来を担う人材を募ることで、志賀町を中心とした地域の活性化に寄与していきたいと考えています。