silverメダル可児建設株式会社

Silver5th

可児建設株式会社

  • 10〜29人
  • 建設
  • 中部
  • 愛知県
  • 業務負荷

事業紹介

愛知県小牧市で地域の建設業として公共事業や地域防災に携わり、土木工事や耐震補強、インフラの維持・災害復旧を手がける。中でも情報化施工やCIMなどの取り組みは、大学や企業との提携により先進的な施工管理技術として他企業に提供されている。

https://kani-kk.co.jp/

外国人技術者の採用が、建設現場のDX化と現場の若返りにつながる

国際化促進インターンシップで外国の若手技術者を採用、ICT導入を推進
高齢化した従業員層には任せにくかったICT化を目的として、インターンシップ事業に取り組みました。ABEイニシアティブや日本貿易振興機構(ジェトロ)、国際協力機構(JICA)の協力を得て、結果的にアフリカ・アジア圏から若い世代の外国人技術者を合計5名採用できました。外国人技術者の採用で、ICT化の推進だけでなく職場の若返りにもつながっています。
DX化を推進し、株式会社建設IoT研究所の立ち上げに成功
外国人技術者を中心に、IT部門の新会社「株式会社建設IoT研究所」を立ち上げました。DX化を推進したことにより、現場写真の三次元化が可能になったほか、協業する企業にも技術提供ができるようになりました。具体的には「遠隔臨場システム」を北海道の遠方にある協業企業に提供しています。現場に行かなくても臨場検査が可能になるため、検査の時間短縮につながりました。
積極的なコミュニケーションから、働きやすい環境づくりを実現
当社では従業員同士のコミュニケーションの場を設けるため、週に1回の「週間工程会議」を行ない、現場の課題を伝え合う時間を作っています。また、改まった席での面談は設けておらず、普段の会話を通して「ソフトやタブレット導入をして、効率化を図りたい」など、従業員の課題解決に努めています。希望があれば食事会の場を設けたり、補助なども行なっています。
「リモートモニタリング・ネットワークカメラ」の導入で現場のトラブルを抑制
工事現場には8年ほど前から、事務所にいる従業員も現場の状況をリアルタイムで把握できる「リモートモニタリング・ネットワークカメラ」を導入しています。 現場の指揮官に業務が任せきりになっていたことがあり、負担を減らしたいという社長の思いからです。カメラを導入したことで、事務所の従業員も現場の状況がリアルタイムで把握できるようになり、当初は「監視されているようで嫌だ」と反対意見もありましたが、現場の作業員では気づけないトラブルを未然に防げるようになり、結果的には多くのメリットがありました。
高度外国人材の雇用をきっかけに進んだ、ダイバーシティ&ダイバーインクルージョン
年配者の従業員も若年の外国人材と気軽にコミュニケーションを取り、言葉の壁があっても業務が円滑に進んでいます。また、外国人技術者は検索能力に優れており、例えばCADの使用に関しては日本人以上に機能を調べながら使っているため、彼らから新しい知識を学ぶことも多いです。逆に日本での使い方を外国人技術者に伝えることもあり、お互いに良いバランスで仕事ができていると感じています。

従来のサーベイでは見えなかった「従業員の本音」が見える

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