自動車整備業の適正な運営と指導を通じ、地域の環境保全に努めています
人材が集まらない理由。公益法人ゆえの悩み
これまでの人材募集はハローワークがメインです。それ以外だと他の転職サイト、または知人経由の紹介に頼っていました。
長年、その採用方法で安定していたのですが、2、3年前くらいから人を集められない状況が続いています。事務職や窓口担当職については、比較的集まりは良いほうなのですが、今回募集をかけているインストラクター（自動車整備士の資格保持者）の職種については、ほとんど良い人材と巡り合うことができずにいます。
原因としては、もっと条件の良い民間の会社に、人材が流れていることが考えられます。私どもは会員事業者様の会費で運営する公益法人ですので、そんなに高い給料を出すことができません。従ってスキルアップを求める若い世代には、魅力に乏しい法人に映っているのかもしれません。
そのイメージの改善のためにも、福利厚生をはじめ、待遇の良さをもっとアピールする必要があるのですが、そこの部分をどう打ち出していくかが、今後の課題でもありますね。
ミイダスだから実現できる。人材難という課題に取り組む
コンピテンシー診断に興味を持ったことが、ミイダス導入のきっかけ
ミイダスの営業の方から連絡を受けたことが、導入のきっかけです。基本、人材募集に関してのセールスはお断りさせていただいています。採用にそんなにコストをかけられないせいもあり、転職サイトでの募集にはそれほど積極的ではありませんでした。
ただそんな中でも、ミイダスの営業の方から説明を受けた、コンピテンシー診断のサービスが強く印象に残りまして、さらに詳しく話を聞くことにしたんです。すると他のサイトにはない画期的なサービスであることが分かりました。
ハローワークでの募集にも限界を感じていましたし、ここは新たな採用活動に乗り出すべきタイミングだと考え、ミイダス導入を決めた次第です。
事前に求職者の情報を把握することで、履歴書頼みの無駄な面談を防げる
コンピテンシー診断のいちばんの魅力は、事前に求職者の情報をチェックできることです。過去には履歴書や職務経歴書からその人物像を判断して、面談まで進むというのが、通常の採用パターンでした。
しかしそのやり方だと、こちらの求めるタイプとかなり違った人物が、面談に現れることが多々ありました。そういう無駄な面談などを防止できるのがコンピテンシー診断だと思います。
どんなスキルや経験を持った人物なのか、そしてストレスにどれくらいの耐性があるのか。それらの情報が事前に分かるわけですから、欲しい人材に的確にスカウトを送ることができます。
また、営業の方からの勧めもあり、社員にもコンピテンシー診断を受けさせています。その診断結果を活かせば、さらにフィットする人材を探し出すことができるとお聞きしていますので、今後の採用活動にも積極的に取り入れていく予定です。
成功報酬の要らない定額制は、採用活動に「ゆとり」をもたらす
定額制も導入した理由の一つです。このサービスを一言で表すなら「ゆとり」ですね。
実は過去に他の転職サイトを導入したことがありました。そのときは契約期間ぎりぎりまで採用がまとまらずに、かなり苦戦しました。契約期間の終わりに成功報酬を上乗せさせると、予算面でかなり痛いんですよね。まさにコストの面でもメンタル的にも「ゆとり」のない状態でした。
その点、ミイダスは追加コストが要らない定額制です。予算オーバーの心配なしに契約期間中、じっくりと人材を探すことができます。そういう意味でも、採用コストに「ゆとり」が生まれたことは、安定した採用活動を進めるうえで、かなり助かっています。
変革期を迎えている自動車整備業。新たなニーズに応えられる組織づくりを
「ノー残業 ノーノルマ」。やりがいを発揮できる職場環境
自動車整備業は変革の時期を迎えています。自動運転の車が登場するなど、今までの常識だけでは通用しない時代がすぐそこまで来ています。その時代の波に追いついていけるよう、さらに技術力を高め、会員事業者様のニーズに応えられる組織づくりを進めています。そのためにも人材、特に若い世代の力が必要です。
公益法人という成り立ちから、民間企業のように、ノルマを達成できれば給料が上がっていく成果主義を採っているわけではありません。その代わり、「ノー残業 ノーノルマ」など、職員がのびのびとやりがいを発揮できる、働きやすい職場環境を提供できるよう、努めています。
研修や講習会がメインの仕事。何よりプレゼン力が必要です
法人名から「機械に強くないとダメなの？」あるいは「マニアックな知識が必要？」などと思われがちですが、逆にそこまでの知識はなくても大丈夫です。
それよりコミュニケーション能力、言い換えるなら、お客様相手のプレゼン力を備えた方を求めています。指導員、インストラクターは、研修や講習会などで説明する機会が多いので、まずはコミュニケーションをちゃんと取れることが条件だからです。
ミイダスを通じて、一人でも多くの良い人材と出会えることを期待しています。