ミイダス

グループ企業全体で3名採用に成功。「ミイダス」活用で、横断的に採用活動を展開

さらに強い組織を目指して。採用にミイダスを活用

M&Aで大きくなった組織のために、人員増員が急務

株式会社新設備設計事務所は4年前、株式会社石川設計の系列会社となりました。株式会社石川設計は青森県を拠点に建築設計を行っている企業です。一方、株式会社新設備設計事務所は宮城県を拠点に水道管や下水の配管、電気配線などの機械設備設計や電気設備設計を行っている会社でした。ジャンルの異なる設計を行う企業が一つになる事で、幅広い業務を行うことができるようになりました。また、それに伴って拠点が増えたため、人員を増員する必要が出てきました。

「求人票」では会社の魅力や想いを伝えられない

ハローワークや他の人材紹介会社を利用していたこともありました。
でも、ハローワークでは応募が来ないです。あの求人票1枚だけで全部伝えるとなると、簡潔に「1級建築士 一緒に頑張れる人募集」など、限られたスペースに最低限のことを書くしかないという感じでした。これでは何も伝わらない、そう感じていました。

グループ企業全体で採用活動にはミイダスを活用。合計3名の採用に成功!

ミイダスは元々、石川設計の方で活用していました。ミイダスを導入し、設計にかかわる技術者の採用を進め、2名の採用に成功。その時にも私がミイダスを活用しての採用を進めていたため、私が新設備設計事務所の方でもミイダスを活用して採用を進めることになりました。

ミイダス活用で、企業と求職者「双方向型の採用」にシフト!

採用条件を「特化」するのではなく「一般化」する

これまで、採用においては「できるだけ希望条件を詳細に設定し、こだわりを持って人材を選考しなければならない」という考えを持っていました。採用条件は「特化」するべきだと思い込んでいたのです。
最初、ミイダスでも「有資格者」で「経験者」であることを希望条件にスカウトしていたのですが、反応があまり良くありませんでした。そこで「公共工事の設計に興味のある方」と、資格にこだわらない内容のスカウトを出してみたところ、反応がありました。資格を問わないと書いてあるにもかかわらず有資格者からも応募が来て驚きましたね。「声のかけ方一つで、こうも反応が変わってくるのか」という気付きを得ました。
このことがきっかけで、企業側の思い込みで最初から条件を絞り込むのではなく、「求職者側の目線に立ち、求職者に選んでもらう」ということを考えさせられました。つまり、採用を「一般化」したのです。これが採用成功に繋がったと思います。

ミイダスではスカウトが全て。会社の魅力や想いを伝え尽くすべき

これまで「良い会社なのだから、求人広告を出さなくても応募が来るだろう」という意識でした。こちらから発信しなくても、求職者の方が調べて来てくれるという、そんなスタンスだったんです。でもそれでは応募は来ません。
スカウトは求職者目線で、できるだけ詳細な情報を載せ、ていねいに作りました。求職者は「どのようなメッセージに反応してくれるだろうか?」「魅力的な会社だと目に留めてくれるだろうか?」と考えるようになりました。
例えば弊社は「業界的にも珍しい」と言われるのですが、リモートワークを導入した実績があります。ちょうどコロナ禍の影響に加え、家族の介護が必要な従業員が出てきたということもあり導入しました。これまで、結婚や配偶者の転勤など家庭の事情などで退職せざるを得ないという従業員がいました。しかし、リモートワークが可能になれば、遠隔地でも短時間や単発で仕事をお願いできます。柔軟な働き方をしながら、ずっと弊社の仕事に関わってもらえます。そのような企業としての姿勢や環境についても伝えられると思いました。

幅広い求職者に向けて自動でスカウトを送信!

有資格者限定などではなく、できるだけ希望条件をこだわらずに、まずは幅広い求職者に向けてスカウトを自動で送る。ミイダスの良さは求職者へのアプローチが幅広くできるということだと思います。あまり条件を絞りすぎないことで「仕事しながらでも勉強して専門性を身につけられる」と思ってもらえたのかもしれませんね。
ミイダスは、黙っていても自動で定期的にスカウトを送ってもらえます。スカウトを管理できるわけではありませんので、助かります。

トーク機能で早い段階から応募者とコミュニケーションが取れる

ミイダスのシステムには「トーク機能」があり、応募者と個別にコミュニケーションが取れるのが良かったですね。面接の細かな打ち合わせなどもスムーズにできました。
面接日程など事務的なやりとりは他の転職媒体でもできると思います。でもミイダスでは面接前に経験やスキルなどもある程度詳細に把握できたので、面接ではより内容の濃い話ができました。お陰様で新設備設計事務所でも1名採用が決定し、ひとまず採用活動はひと段落しました。良い人材を採用できましたよ。

必要に応じた採用活動で、常に新鮮で結束力のある組織へ

現状、M&Aで系列会社にはなりましたが「別会社」という雰囲気は残っています。もちろん別会社なのですが、仙台は同じ社屋ですので、一つにまとまっていけると良いと思います。既存の社員だけでは、なかなか新しい企業文化を作っていくのは難しいと感じる側面もあります。今後も新しい人材を増やし、組織全体として企業規模を拡大していきたいですね。そして新しい考え方を取り入れ、組織全体としての結束力を強固なものにしていく必要性を感じています。
一旦これで採用は休止し、今回採用した方の教育に注力しようと思っています。
次は再び、石川設計の方でミイダスを導入するかもしれません。建築設計士を採用する可能性がありますね。