モンテッソーリメソッドを取り入れた保育園。お母さんが「安心して預けられる場所」であるために、必要な事
保育園を運営するという責任と重圧。それでもひたすら前に進んできた
私の実家が茨城県水戸市で、 モンテッソーリメソッドに基づいた社会福祉法人「地球の子ども会」という保育園を運営しており、私もずっと保育士として働いていました。結婚後、静岡県に住むようになった後も「自分のやりたい仕事をしたい」と思い、保育園を立ち上げました。
最初は0歳から3歳までの18人の子どもたちを対象にした保育所を立ち上げ、乳幼児における保育にもモンテッソーリメソッドを導入しました。そして「乳幼児期に土台を作るだけではなく、成長と共に花開いていく子どもたちを見たい」という想いから、小学校就学前までの子ども達をお預かり出来る60人定員の保育所を開園する事になりました。
大事な子ども達を育てる職場。だからこそ、人と環境が大事
保育所には配置基準というものがあり、子どもの人数に対して保育士の人数も決まっています。配置基準ギリギリという園も多い中、うちの場合は10名程余裕をもたせた配置にしています。
保育園は働くお母様方を応援するための施設ですから、大事なお子様を安心して任せられる場所でありたいと考えています。そして保育園という職場は「子ども達を育てる」場所ですから、育てる人の心身の状態も大事です。人手が足りていないと忙しくて職場がギスギスしてしまいますから、ゆとりを持って働ける職場環境を心がけています。
ミイダスと契約した1年間が「大きな安心感につながる」。激動の1年を経て、出した答え
「気軽に応募できる」と「気軽に退職していく」という、現実
これまでの採用は、ハローワークや人材センターなどを活用していました。保育士は全体的に不足していますので人材確保は大変なのですが、「働きたい」という方が応募してくださり、とても信用できる採用ツールでした。
一度、アルバイト情報誌にも求人を出した事があったのですが、すぐに30人以上の応募が来ました。しかし採用後、続かないんです。とても無責任な辞め方をしていきましたね。簡単に、気軽に転職を繰り返しているような印象を受けました。面接時には、皆良い人だと思っていたのですが(笑)。
「何だかよく分からない」人材サービスに頼りたくない
また、人材紹介エージェントに依頼すると1人採用毎に手数料が年収の3分の1かかると言うんですね。「半年は辞めませんので。」って言われましたが、「そんな高額な手数料を払って、半年で辞められたらどうするの?」という気持ちでした。そのような、何だかよく分からないものに頼るのは嫌だと思いました。
最初から「楽して採用しよう」とは思っていませんでした。手間を惜しまず自分でもきちんと確認しアクションを起こさなければ、自分が欲しいと思える人材は得られないと思うんですよ。
ミイダスなら「求職者とつながる事ができる」そんな希望を持てたから、導入した
コロナ禍によってこの1年、状況が大きく変わりました。私もこの先、どうなるか分からないという不安もありました。職員が退職してしまうのでは、事業を縮小せざるを得ないのでは、という心配もありました。それで、「突然の退職などのリスクにも耐えられる体制作りが必要だ」と思い至りました。ミイダスがあれば、常に自分で採用活動を継続していられます。ミイダスと契約した1年間。それは大きな安心感につながると思ったんです。ある意味、保険のような。
ミイダスなら求職者と「つながる事ができる」かもしれない。そんな希望を持てたから、ミイダスを導入しました。
「自分で責任を持てる採用活動」それがミイダスの魅力
ミイダスは、もの凄くよく考えられているシステムだと思うし、何より手数料などの「いやらしさがない」と思ったのです。
自分で出したスカウトにリアクションしてくれた求職者と、直接トークができる。自分で頑張れるじゃないですか。「自分で責任を持てる採用活動、それがミイダスなんだな。」と思いました。
ミイダスは「生きている」システムだと思うんですよ。スカウトへの反応も早いですし、常に動きを感じています。だから「本気で働きたい」と考えている人とつながっていけると思いますし、頑張れる人達に出会えるのではないかと思っています。
登録者の質が高い。しかも契約期間中、自由に募集が出せる
ミイダスに登録している方は、きちんとしている方が多いです。事務職の募集では、文章でのコミュニケーションを通して、社会人としての常識やマナー、仕事への熱意なども伝わってきました。
最初、使い方がよく分からなくて、条件を絞らずにスカウトを送ってしまったら、応募が多数来てしまいました。後になって条件を設定する事ができると分かり、条件に合う人だけにスカウトを送るようにしています。ポジションが充足してしまえば、一旦そのポジションの募集を休止し、1年契約ですからその間、必要に応じて募集が出せます。
変化し続ける社会。タフでしなやかに、たくましい集団でありたい
時代と共に変わる環境を、追い風に変える
コロナ禍でICT化を推進せざるを得ない状況になり、保育を取り巻く環境も大きく変わりました。研修や会議にもオンラインを導入して業務の効率化を図り、成果を挙げました。「楽をする」ということではなく、もっと豊かな職場環境を作るために今後も努力していきたいです。変化し続ける環境についていかないと生き残っていけませんからね。
子ども達には変化し続ける社会の中で「タフでしなやかに、たくましく生きていって欲しい」という願いを持っています。子どもを育てる私達も、そうなりたいと。タフな精神を持つ事がこれからの課題になると思います。
人と人との縁が、前に進む原動力になる
働いてくれる皆、保育園に通ってくれている子ども達や親御さん。全てご縁だなと思います。今後もさまざまな状況の変化に、不安や混乱があるかもしれない。でも「頑張っている人たちが集まれば前に進んでいける」と思っています。
ミイダスを選んだのも、ご縁ですよね。ミイダスは透明性があるシステムで、今の時代に合っていると感じます。この「人と人を結びつけてくれるシステム」で、私達と共に前に進んでくれる人材を探していきたいと思います。