[prd] 導入事例

介護職を未経験で採用!入社前の「リアル職場体験」で面接や書類では見えない相性を見極める

求職者の経歴を詳細に確認できる点・定額制に魅力を感じミイダスを導入

ミイダスのことを知ったのは2019年ごろです。当時は採用活動を行っていなかったので契約はしなかったのですが、2023年になって人材を確保する必要に迫られ、そこでミイダスのサービスを思い出して改めてお話を伺いました。ミイダスの導入前には、ハローワークで求人を出したり、リファラル採用や地域へのチラシ配布も行ったりしていたのですが、なかなか求める人材が見つからず、同業他社も含めサービスの検討を始めました。

その中でミイダスの機能で一番魅力的に感じたのは、求職者の経歴を確認できることです。「現在どこの会社で働いているのか」「これまでどんな会社で働いてきたのか」「年収はどのくらいか」といった職歴を見られるのがよかったです。職種を選定すると該当するユーザーの情報がヒットすることも、採用の可能性を感じるポイントでした。

また他社のサービスでは採用が決定するたびに成果報酬を支払う必要があるところが多いのですが、ミイダスはそうした料金体系ではなく、一度導入すれば追加の費用がかからない点も魅力となりミイダスの導入を決めました。

※リファラル採用とは:自社の従業員に採用候補者を紹介してもらう採用方法のこと。

カスタマーサクセス担当者とのミーティングを通じて求人内容を見直し、自社の魅力を発見。「リアル職場体験」も採用に役立っている

採用成功の秘訣は、募集する求人や自社ならではのアピールポイントを明確にできたこと

ミイダスのカスタマーサクセス担当者とミーティングを行い、求人票に記載する内容を見直し改善していきました。ミーティングを通じてその求人や自社ならではの魅力を発見し、言語化できるようになったことが非常によかったです。具体的には、ミイダスの担当者と議論する中で、男性従業員が育児休暇を取得したことが自社の魅力の一つであると気付き、アピールすべきポイントを明確にできました。また、それまで行ったことのなかった「カジュアル面談※1」と「リアル職場体験※2」も採用確度を高める方法として勧められ、実施することにしました。

※1カジュアル面談とは:企業と応募者がリラックスした雰囲気の中で情報交換を行う場。企業は応募者のスキルや価値観、適合性などを、応募者は企業の文化や働き方などを把握できる。

※2リアル職場体験とは:応募者に「入社前/内定前に企業を知ってもらう」ことを目的に、職場体験を提供する選考方法。実務体験や職場見学、お茶会などを通して応募者が自社にフィットするかどうかを確認できる。

初の試みだった「リアル職場体験」をスムーズに実施でき、「職場体験をしてもらおう」という社内文化が醸成された

リアル職場体験」はそれまで実施したことがなかったのですが、大学生の娘からインターンの話を聞き、入社前の職場体験は採用を成功させるうえで必要なステップだと思い、取り組むことにしました。

実施にあたってはきちんとしたフローを設定できるか不安でしたが、ミイダス内の入力画面に沿って入力することでスムーズに設定できました。報酬は、時給を設定しQUOカードでお渡しすることにしています。これは我々としては初めての試みであり、県内で同様の取り組みを行っている事業者もほとんどないようなので、新鮮な取り組みになったと思います。

「リアル職場体験」を実施してみると、面接や書類だけでは気づけなかった人となりがわかります。例えば今回採用した方は、「リアル職場体験」の昼休憩で一緒に食事をとっていたとき、「お水を持ってきましょうか?」というように周囲への気遣いができる方で、好印象でした。これをきっかけに、今後の採用フローの中でリアル職場体験を提供することになりました。特に介護職が未経験の応募者に対しては、「まずは職場体験をしてもらおう」という文化が社内に醸成されたように思います。

応募者に自社の詳細な情報を伝えることや、迅速かつ丁寧な応対を心がけることが大事だと気づいた

ミイダス以外のルートから応募された方の場合、事前に極力自社の情報を提供しておく必要があると感じました。というのも、ミイダス経由の場合は想定年収や福利厚生などの情報を把握したうえで応募していただけるのですが、ミイダス以外の場合は事前にそうした情報が応募者に共有されていないことがよくあるからです。年収や福利厚生などの基本的な情報も知らない状態では、わざわざ時間を作って職場体験に来られるモチベーションは湧きづらいですよね。こういった対応は最初はかなり大変だと感じるのですが、応募者の疑問や不安を解消するために自社の情報をなるべく詳細に開示しておく必要があると思いました。

また、レスポンスを早くすることも大事です。迅速な応対を心がけることで、職場体験のステップに進みやすくなると感じています。リアル職場体験での受入時には、応募者は「顧客」であるという認識のもと、丁寧に対応することを心がけました。

ミイダス導入後に採用に対する意識が大きく変化。必要な人材も無事に採用できた

求人票の文言を強調したり改善を重ねたりと、徹底的にこだわるようになった

ミイダス導入前は、ハローワークを中心とした採用活動を行っており、「採用できればラッキー」という感覚でした。ミイダス導入後は、採用に対する意識が大きく変わったと思います。たとえば、求人票に掲載している文章が魅力的でなければ応募はなかなか来ないので、アピールしたい文言を強調したり、うまくいかなければ文言を変えたりするなど、徹底的にこだわるようになりました。

採用活動に対する意識が変化。伝える情報を工夫し手間暇かけなければ採用につながらない

採用活動に携わる従業員の意識変化が大きな効果だと思います。特に、採用活動では情報開示の方法や情報の質が非常に重要であり、手間暇をかけなければ結果は出ないということに気付けるようになったことが大きいですね。「リアル職場体験」はその好例だと思います。実施前はこちらの負担が大きくなるのではないかという不安があったのですが、実際にやってみるとほとんど負担は感じませんでした。結果、必要な人数を採用でき、地方の介護事業所の中では比較的多くの方に応募していただけていると感じています。

採用者の人間性や特性を深く把握することで、採用後に適切なフォローができるように

リアル職場体験」を経て採用した方のほうが、何かあったときにこちらが適切に対応できる感覚はあります。その方の人間性や特性を把握できているので、相手により添った対応をとりやすくなるのだと思います。このように、応募者の人となりを把握したうえで採用活動を行えるようになり、採用後に適切にフォローできるようになったことも導入効果の一つです。

ミイダスは採用のイロハが学べる。採用力をつけたい企業にぜひ勧めたい

採用力をつけたいのであれば、ぜひ一度は活用してみるべきだと思います。ミイダスを導入すると採用活動においてやらなければならないことをいろいろと学べますし、目に見える成果を実感できるようになります。また、活躍ラーニングの採用が学べる研修動画は内容がよくまとまっているので、初めの段階で観ておくのがおすすめです。当初は負担が大きいのではないかという心配もありましたが、実際に取り組んでみると思ったよりハードルは高くなかったので、気軽に活用してみるとよいと思います。

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